2011年09月10日

基本調査料の話・大田区・愛人調査

ブログ御無沙汰して申し訳ありませんでした。
基本調査料

調査料は対象者が誰であろうと、経費(実費)は別だが料金は基本的に一緒である。
そのいい例だが、だいぶ以前になるが、皆さんもご存知のM社の創設社(B・G氏)が日本MS社を立ち上げるため来日した。     

B・G氏にとって日本MS社の社長候補は決まっていたので、最終的な詰めである。  日本の関連業界では誰だか知りたがっているが一般ではまだ日本では騒ぎ立てるほどの興味はなく当時39歳のB・G氏も写真週刊誌に「年齢別の世界一の金持ち」に一度出たくらいで日本人には名前が知れ渡っていなかった。   
この後、何回か来日したのと関連して調査をした社長候補のF氏の調査も合わせると3ヶ月にも及んだ。   

同じ時期に、別件で町の個人商店「仮にラーメン屋としておこう」の奥さんが家出したのと重なった。  信じられないでしょうが、両方の基本調査料金は一緒なのです。  

B・G氏の場合は結婚前で婚約者と一緒に来ていたので京都の観光旅行も全部尾行した。 
途中で観光と判ったので報告しても依頼者は「どこで誰と会うから判らないから継続しろ。」調査員にしてみれば観光の尾行ほどつまらないものはない。

きっと簡単だと思うでしょう。 行き先は判らないし、こまめに動くので普通の尾行より大変なのです。 

それに、B・G氏は長時間(朝6時から夜10時頃まで)働くし調査目的が接触者の身元チェックなので、接触した場合その相手に尾行を切り替えるので調査時間も長くなる。   その分の調査料金が上がる。 あと泊まるホテルが高級な位である。 

ラーメン屋さんの奥さんは一日だけの調査で経費は東京家庭裁判所から横浜の戸塚を往復した分だけだった。   

家庭裁判所を出てからどこに行って誰と会うのか尾行する。
横浜に向かう電車の中で空いた座席に腰かけたが色付きの便箋を読んで大粒の涙を流しながら何度も読み返していた。 中学生の娘からの手紙だった事が後でわかった。 

40を過ぎているが可愛い印象だ。
横浜駅でホームに降りると頭髪を刈上げたまだ二十歳になってないと見られる男が近寄って奥さんの肩を抱く。 

私と調査員は依頼者の子供達は見たこともないので、その親密な雰囲気から一瞬息子かと勘違いした。  

二人はどの店にも入らず、横浜市内を一時間以上うつむきながらあてもなく歩き回る。  若い男は顔もあげず下を向いたままの奥さんの肩を抱きっぱなしである。 

戸塚駅で下車し歩いて木造のアパートに二人は入る。 すぐに依頼者に報告して来るのを待っていると息子も一緒にやってきた。  こんなとき依頼者は興奮して目つきが鋭くなっているか、それを堪えて無口になっていると思いきや、しょげた雰囲気が不自然である。

傍らの19歳になる息子の険しい顔付きが異常だ。    
なんと息子の一番仲の良い友人で小学校から付き合いのある友人の借りているアパートだった。   

妻の浮気より息子の友人と母親の不倫に問題がすり変わった。  依頼者の顔つきの意味が理解できた。 依頼者は我々に「ここはうまく治めるので私達は帰って欲しい」と言う。    父親は自分のことより息子の感情に心が移ったらしい。

我々は親子の危険な持ち物がないかチェックさせてもらい、その場を任せて調査終了とした。
「本当は、少し離れた場所で様子を伺った。」    

後日、調査報告書を渡しに依頼者に会うとあの夜、息子は友人と母親を殴ったらしい。   

それでも母親は「その友人と別れ、今は戻って店を手伝いながら暮している。」と依頼者は明るく話してくれた。   
そう言えば、依頼を受けたとき依頼者は「妻の日記を見てしまった。  好きな人がいて自分で抑えられないと書いてあった。 最近10キロ以上も痩せて本当に心配だ。」と怒りより不安な印象を聞いていたのだが、私は単なる浮気性な女だろうと一般的な考えで処理していた。  一途な性格による真面目(?)な不倫や浮気性ゆえの不倫。   いろいろある。  依頼者は妻をとても好きで、妻もそれを感じていた夫婦なのだろう。 

調査はうまくったが、もし判らなかった場合この奥さんの性格をもう少し気にかけていればと悔やんでいただろう。
世界一の富豪になって、おそらく世界一の有名人になったB・G氏と町のラーメン屋(仮)の奥さん。  基本調査料金が同じである意味がわかっていただけただろうか。
探偵としての感性を何倍も魅し得たのはたった一日だが奥さんの駆け落ちある。  私の事務所からは程近いところにあるラーメン屋。  探偵として気になっても2度と近づいてはいけないのである。
posted by 探偵サロン at 17:45| Comment(0) | 探偵サロン

2011年06月21日

アクシデント・大田区・愛人調査

調査に付きもののアクシデント。覚えていますか、ETCのない頃の高速道路の料金所入り口では料金と引きかえに領収書をもらう。 
こちらが料金を出していても、機械から領収書が出なければ、お金を渡せない。
深夜の、いつになくすいている京葉高速道路を千葉から東京方面に向かう対象者の運転する4駆車を尾行していたときのこと。

ドライバーは私、助手席が新米調査員なので車尾行のコツを教えながら千葉のゴルフ場から追尾してきた。

対象者の隣の料金所を通過しながら「普段料金所では、真後ろに着くと出足でかなり遅れてしまうので、出来るなら追い越して先に通過することを心がける。」などと余裕をこいて、能書きをいっていたら料金所のオヤジが

「ちょっと待ってください。 ロールが丁度切れたので。」ときた。  当時、料金の受け渡しは領収書と引きかえに料金を払うパターンだった。  

料金を渡せず「もういい、ほら。」といいながら小銭を投げ捨ててその場を抜けた。
新しい領収書のロールがチラッと見えたが、直径30センチはありそうできっと何万台分を処理できると思う。

その最後にあったたのだ。  対象者との間が開いたが、道路はすいているので直ぐ追いつけると思ったら、対象者は料金所を抜けるといきなりスピードを上げた。 なぜだかわからないが、300メートルは離されたと思う。

深夜とはいえ同じスピードを出しては警戒される。  スピードを上げるときの心理としては後方をいつもより気にするものだ。  この件は、不倫調査なので時間を考えても自宅に帰ることは十分わかっている。  
いたずらに尾行を強行して不審に思われても後日やり難くなる。 だが、習性というか自宅方向に向かっているので、つい尾行をあきらめきれない。  

依頼者の妻は、割と私のタイプだがなかなか調査に踏み切れず3度も面談してやっと結構出来た仕事である。  

本来、1度で決めない依頼者は受けたことがないのであるが、話しているうちに対
象者が憎らしく思えてきたのだ。
posted by 探偵サロン at 23:51| Comment(1) | 探偵サロン

2011年06月07日

開業指導・誰でも個人探偵・大田区・愛人調査


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posted by 探偵サロン at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 探偵サロン

2011年06月04日

気分転換・探偵文化・大田区・愛人調査

前後に車が一台もないので、警戒されないようにライトを消(ライトを消せるように改造してある。)したり点けたりしながらの尾行だが、相手は優に130キロ/時は出している。 

弁解だが、タイヤの小さなスクーターでの130キロは怖い、そのうえ二輪車での尾行は運転だけに集中することは出来ない。さらにライトを消して路面が良く見えなくて横羽線のフェンスは腰辺りまでしかない。 完全に振り切られた。 情けない。 

友人になんと説明しようかとばかり考えた。  とりあえず、電話で報告した。 「そうか、ご苦労さん。」とねぎわられた。 普通なら次回に期待してくれというのだが、あっさりと言われたことで私は落ち込んだ。

友人ではなく、普通の依頼者だったら初めに、調査をしていると予期できないミス、アクシデントがあるが、それだけでは終わらせず最終的に成功する方法を説明しておく。 友人だったために一発で成功させようとその説明をしなかった。 当時は私は友人に失敗の説明することが情けないくらいに思っていたのだった。  これではプロではない。 

よく言われるのは「プロなんだから失敗はしないはずだ。」と言われること。 探偵の初心者達、こんなことを言われてめげていてはだめだ。  プロとはロスを少なく結果を出すこと。 結果とは依頼者の知らない事実。 そして正確な報告書だ。  

調査に手品のような特別な方法などそんなにあるわけではない。 

位置情報発信機や盗聴器を駆使するのも調査の一端であるが、基本である張りこみ・尾行・取材が一人前にならないと、機材ばかりに頼る。 頭を使わないと同じである。 つづく
posted by 探偵サロン at 16:41| 探偵サロン

2011年06月03日

気分転換・探偵文化・大田区・愛人調査

福岡発の最終便で着く羽田空港からタクシーか自分の車で自宅に帰るところを尾行して家を突き止める依頼だった。 

友人は仕事上の付き合いのこのブローカーをどうも信用できないらしい。 

普通、尾行調査は2名で車両を用意するが、負担をかけたくないので、私一人で250ccのスクーターを用意して最終便の到着ゲートで待った。 

塔乗客も少なかったので、写真からすぐに特定できた。 駐車場方向に歩いたので、タクシー乗り場に置いたスクーターを駐車場出口に回し、出てくる車のドライバーを確認していると同人がBMW車で出てきた。  

少し、嫌な感じが頭をよぎったが追尾に移る。 BMW車は首都高速横羽線を横浜方向に向かう。 深夜の車の通りの少ないことをいい事に猛スピードである。
つづく
posted by 探偵サロン at 11:27 | TrackBack(0) | 探偵サロン