2011年05月01日

経験者の失尾・大田区・愛人調査

尾行中に見逃しやすい状況例

当然だが目を話したときに見失うが、慣れて自信が出てきた頃
壁や柱・人ごみに隠れると予測を付けて目を離す。 

そして、どこにいるか判らなくなって慌ててジタバタする。
少し慣れてきた調査員にたびたび目にする光景だ。

このパターンは新人の頃あまり無いミスである。
予測をつけず、目を離さずに見ているからだ。

なぜ失尾したか判らない調査員は同じ事を繰り返す。
人ごみでは、だいたい3秒も目をつぶれば対象者が判らなくなるのだが、
探せば何とか見つけ出せる。 だからいつまでも直らない。

人の目は左右の移動には相当激しくても対処できる。 難しいのは遠近である。

一緒にやっていて調査員が目を離した隙に見失うときは対象者がすぐ目の前にいたりする。 
探している調査員は遠くばかり見て近くの対象者が判らない。

もちろん自分でも経験あることだが、私の場合背が低い(162センチ)ので人ごみでは近くに寄らないと見えなくなる。 だから通勤電車などでは、対象者と背中合わせに立っていたりする。 背の低い短所を工夫して来たので尾行者という気配を消す努力を長いことしてきた。  


妻の依頼で家出をした夫を勤務先から尾行する仕事が何度やってもうまく行かないという。 私にやってくれと言う。 

とりあえず一度尾行してみて様子を見ることにした。 勤務先から駅まで歩くのだが、踏切では渡らないで、電車が来るまで待って遮断機が降りて来るぎりぎりに渡る。 交差点でも青信号から赤信号に変わるまで待って後ろを見ながら渡る。 

だいたい様子が判ったので対象者に隙を与えるために一週間ほど間を開けて残業した日に決行した。辺りが暗くなるのと寄り道をせずに帰る可能性が高いことを考えた。  

このような調査の場合2〜3回に分けて少しづつ、範囲を絞ってゆくのだが何度も頼んでいるので依頼者のお金が続かない。 最後に成功した。 

尾行される側は始めと最後に一番警戒が強い。 途中の警戒は毎日のことなのでおざなりである。 踏切では先に渡っていたし、赤信号は隣に立っていた。 電車は一列車ぐらい見逃すだろうと踏んだらやはりやり過ごした。 

一番緊張したのは最終到着駅から歩いて帰るときである。 暗い夜道の昇り坂を後ろを振り返りながらトボトボ歩く、だいたい警戒するのは後方5メートルから20メートルなので間隔と歩調を変えながら堂々と追尾した。 ある場所で対象者が消えた。 その場所には2棟のアパートが並んでいる。

いったん通り過ぎ離れたところで様子を伺う。 約5分たった。 対象者が現れないのでのどちらかのアパートに入ったと思われる。 

探してみると、表札に連名で対象者と女の名前があった。 勤務先から1時間半離れているので安心しているのだろう。 

後日、依頼者の妻は休日の昼間、弁護士とアパートに出向いたそうだ。
posted by 探偵サロン at 18:48| Comment(0) | 探偵サロン

2011年05月14日

盗聴・不倫妻・大田区・愛人調査

盗聴。いつ頃からだろう、テレビなどで話題になって皆が気にするようになったのは。 

つい先日の事、電話が鳴った。70年配の男の声でいきなり『盗聴かけられている。』と始まり、なぜそう思うのかと尋ねると『家に仕掛けたと言われた。』との返答。  
詳しく聞くため盗聴チェックの機材も用意して、自宅に向かうことにする。  

聞いていたマンションのチャイムをならすと、電話の男性と一緒に、やはり70年配の女性に出迎えられる。  依頼は女性の方でこのマンションに一人で暮している、電話の男性はその友人と紹介される。  

聞けば、依頼者の亡くなった旦那の兄が合鍵を持って留守中に忍びこんで来て何度も部屋の中をあらされたり物を盗られた。 警察に言っても相手にしてくれなかった。   どうも私には話しがよく理解できない。  

7階の部屋に鍵のかかっているベランダから入られたり、旦那の兄がなぜいやがらせをするのかと尋ねても要領を得ない答えしか返ってこない。  『盗聴チェックは3万円です。 』と断ってから持ってきた機材で各部屋と電話のチェックを始める。  

まったく盗聴機は見当たらない。  コーヒーを出してくれたので、その後1時間ほど二人の話しを聞きながら盗聴や部屋に入られたら証拠を保存できるようなアドバイスをして部屋を出た。  

聞き様によってはもっと深く旦那の兄や、目の前にいる友人との関係も聞けたと思う。  盗聴をかけた相手が『盗聴をかけた』などと言うからには意図するところが有るはずだ。   

依頼者の期待?に外れて申し訳ないが盗聴機がないということで安心してもらう。 これ以上私が詮索することは余計なお世話と結論付けた。  

その後、電話で合鍵の良いのがないか相談されたので、「二重ロックに」と提案したら話しの流れで私が買ってきて取り付ける羽目になってしまった。 これも人助けのひとつなので、サービスで引き受けた。  

昨日また、電話が来た。  「一度外したらうまく鍵がかからない」との電話。  乗りかかった船なので今から行ってよく説明してきてあげよう。

昔は盗聴発見するのが仕事になるとは思ってもいなかった。私は探偵なので依頼されて仕掛けることはずいぶん前からやっていたし、得意分野だったので一時は仕事の大半を占めていた。 

当初、盗聴機はFM派だけしかなくそれこそ普通のラジオでFM放送を聞いている人に偶然に聞かれるような代物だった。 

思い出した。  盗聴が探偵仲間でもあまり使われていない頃、地方在住の依頼者がたずねてきた。後に新聞にも掲載された話だが、○○ディーゼルという自動車メーカーに勤める社員である。 

わざわざ東京にまで依頼に来た理由は『社長の秘書を20年以上しております。社長は地元では新聞社から警察までにも顔が聞く名士なので内緒で着ました』と悲壮感いっぱいである。  

・社長の紹介で結婚したが、妻は結婚前から社長と関係を持っていた。
・大学にかよう二人の息子も社長の子供らしい。
・今でも関係が続いている。
『私は子供が可愛いので事実をなんと説明したらよいか判らない。 権力者の社長には地元で頼んだらもみ間違いなく消されるので、東京まで内緒で頼みに着ました。』
自殺を覚悟しているとも遠まわしに語ってくれた。

当時としては探偵でも衝撃的な話しであったのを覚えている。
盗聴機の設置は依頼者の自宅なのでいとも簡単に電話回線に仕掛けFM派を受信できるカセットレコーダーで自動録音するだけである。

仕掛けた当日、いきなり妻は社長に電話をかけた。  いやらしいくらい甘えた声で「今度いつ会えるの」社長『今忙しいからもう少し待ってろ』などの会話。 妻は会えないのが面白くないのか『主人が変に思っている』などと脅しにかかる。 

録音テープを聞いていた調査員でも吐き気がするほどいやな気分にさせられた。
当時としては破格の慰謝料を社長から勝ち取り、離婚して二人の子供は依頼者に付いたと聞かされた。 後日、スポーツ新聞に掲載されたゴシップである。

その他、人妻と不倫しているクセにその旦那とセックスして欲しくないからアソコの毛を剃って帰す依頼者。   この依頼者は人妻の自宅の電話盗聴までしていた。  調査員は録音テープを回収すると間違いなく録音されてあるか確認をしなければならないので、嫌でも依頼者と人妻の会話を聞くことになる。  こんな話しはいくらでもありますが、クドくなるのでこの辺にしておきます。
posted by 探偵サロン at 03:58| Comment(0) | 探偵サロン