2011年05月14日

盗聴・不倫妻・大田区・愛人調査

盗聴。いつ頃からだろう、テレビなどで話題になって皆が気にするようになったのは。 

つい先日の事、電話が鳴った。70年配の男の声でいきなり『盗聴かけられている。』と始まり、なぜそう思うのかと尋ねると『家に仕掛けたと言われた。』との返答。  
詳しく聞くため盗聴チェックの機材も用意して、自宅に向かうことにする。  

聞いていたマンションのチャイムをならすと、電話の男性と一緒に、やはり70年配の女性に出迎えられる。  依頼は女性の方でこのマンションに一人で暮している、電話の男性はその友人と紹介される。  

聞けば、依頼者の亡くなった旦那の兄が合鍵を持って留守中に忍びこんで来て何度も部屋の中をあらされたり物を盗られた。 警察に言っても相手にしてくれなかった。   どうも私には話しがよく理解できない。  

7階の部屋に鍵のかかっているベランダから入られたり、旦那の兄がなぜいやがらせをするのかと尋ねても要領を得ない答えしか返ってこない。  『盗聴チェックは3万円です。 』と断ってから持ってきた機材で各部屋と電話のチェックを始める。  

まったく盗聴機は見当たらない。  コーヒーを出してくれたので、その後1時間ほど二人の話しを聞きながら盗聴や部屋に入られたら証拠を保存できるようなアドバイスをして部屋を出た。  

聞き様によってはもっと深く旦那の兄や、目の前にいる友人との関係も聞けたと思う。  盗聴をかけた相手が『盗聴をかけた』などと言うからには意図するところが有るはずだ。   

依頼者の期待?に外れて申し訳ないが盗聴機がないということで安心してもらう。 これ以上私が詮索することは余計なお世話と結論付けた。  

その後、電話で合鍵の良いのがないか相談されたので、「二重ロックに」と提案したら話しの流れで私が買ってきて取り付ける羽目になってしまった。 これも人助けのひとつなので、サービスで引き受けた。  

昨日また、電話が来た。  「一度外したらうまく鍵がかからない」との電話。  乗りかかった船なので今から行ってよく説明してきてあげよう。

昔は盗聴発見するのが仕事になるとは思ってもいなかった。私は探偵なので依頼されて仕掛けることはずいぶん前からやっていたし、得意分野だったので一時は仕事の大半を占めていた。 

当初、盗聴機はFM派だけしかなくそれこそ普通のラジオでFM放送を聞いている人に偶然に聞かれるような代物だった。 

思い出した。  盗聴が探偵仲間でもあまり使われていない頃、地方在住の依頼者がたずねてきた。後に新聞にも掲載された話だが、○○ディーゼルという自動車メーカーに勤める社員である。 

わざわざ東京にまで依頼に来た理由は『社長の秘書を20年以上しております。社長は地元では新聞社から警察までにも顔が聞く名士なので内緒で着ました』と悲壮感いっぱいである。  

・社長の紹介で結婚したが、妻は結婚前から社長と関係を持っていた。
・大学にかよう二人の息子も社長の子供らしい。
・今でも関係が続いている。
『私は子供が可愛いので事実をなんと説明したらよいか判らない。 権力者の社長には地元で頼んだらもみ間違いなく消されるので、東京まで内緒で頼みに着ました。』
自殺を覚悟しているとも遠まわしに語ってくれた。

当時としては探偵でも衝撃的な話しであったのを覚えている。
盗聴機の設置は依頼者の自宅なのでいとも簡単に電話回線に仕掛けFM派を受信できるカセットレコーダーで自動録音するだけである。

仕掛けた当日、いきなり妻は社長に電話をかけた。  いやらしいくらい甘えた声で「今度いつ会えるの」社長『今忙しいからもう少し待ってろ』などの会話。 妻は会えないのが面白くないのか『主人が変に思っている』などと脅しにかかる。 

録音テープを聞いていた調査員でも吐き気がするほどいやな気分にさせられた。
当時としては破格の慰謝料を社長から勝ち取り、離婚して二人の子供は依頼者に付いたと聞かされた。 後日、スポーツ新聞に掲載されたゴシップである。

その他、人妻と不倫しているクセにその旦那とセックスして欲しくないからアソコの毛を剃って帰す依頼者。   この依頼者は人妻の自宅の電話盗聴までしていた。  調査員は録音テープを回収すると間違いなく録音されてあるか確認をしなければならないので、嫌でも依頼者と人妻の会話を聞くことになる。  こんな話しはいくらでもありますが、クドくなるのでこの辺にしておきます。
posted by 探偵サロン at 03:58| Comment(0) | 探偵サロン
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